雑学・学び

「ややこしくてすみません」の敬語表現 ビジネスシーンでの言い換えについて解説

2021年10月28日

ややこしくてすみませんの敬語表現

ビジネスシーンなど、メールのやり取りで「ややこしくてすみません」と伝えたい時がありますよね。

「ややこしくてすみません」
「ややこしくてごめんなさい」

このままだと目上の人に使うには少々くだけた表現なので、敬語に直すと、

「複雑で申し訳ありません」
「込み入ってしまい申し訳ございません」
「煩雑になってしまい申し訳ありません」
「お手を煩わせてしまい申し訳ございません」
「お手数をお掛けしてしまい申し訳ありません」

といった言い方が考えられます。

状況に応じて使い分けていきましょう。

ややこしいの意味

もう少し詳しく見ていきましょう。

ややこしいを辞書で調べると

複雑である
こみいってわずらわしい

という意味が出てきます。

ややこしいという言葉そのものの敬語表現はありません。
そのため、別の言い方で丁寧な言い回しに変えることになります。

ややこしいを別の言葉に言い換えると、

複雑だ
こみいっている
煩雑だ
わずらわしい

といった言葉が当てはまります。

相手とのやり取りの内容によって、これらの言葉を上手に使い分けることになりますね。

ややこしくてすみませんをビジネスシーンで使うなら

ノートパソコンでメールを送るイメージ

ややこしいという言葉について説明しましたが、すみませんという言葉を敬語にすると、

「申し訳ありません」
「申し訳ございません」

という表現になりますね。

より深い謝罪を示すなら、

「大変申し訳ありません」
「誠に申し訳ございません」

のように、「大変」や「誠に」をつけると良いです。

ということで、「ややこしくてすみません」を丁寧な言い回しにすると、冒頭でお伝えしたように

「複雑で申し訳ありません」
「込み入ってしまい申し訳ございません」
「煩雑になってしまい申し訳ありません」
「お手を煩わせてしまい申し訳ございません」
「お手数をお掛けしてしまい申し訳ありません」

などの表現が考えられます。

どの言い回しを使うかは、やり取りの内容に変わってくるので、その都度考えていく必要がありますね。

ややこしくなってしまったこと自体を謝るのであれば、

「複雑で申し訳ありません」
「込み入ってしまい申し訳ございません」
「煩雑になってしまい申し訳ありません」

がいいかもしれません。

ややこしさから相手方に迷惑をかけてしまった場合は、

「お手を煩わせてしまい(誠に)申し訳ございません」
「お手数をお掛けしてしまい(大変)申し訳ありません」

として謝罪の気持ちを押し出した方がいいかもしれませんね。

迷惑の度合いが大きければ、「大変」や「誠に」を入れると謝罪の気持ちも伝わりやすくなると思います。

参考にしてみてください。

ビジネスシーンで使える“敬語力”を身につけよう

ノートパソコンでキーボードを叩く様子

敬語だったり丁寧な言い回しは、普段から慣れていないと、とっさには出てこないですよね。

メールやチャットであれば、考えたり調べたりする時間もありますが、対面だとそうはいきません。

「うまく伝えられずに失礼なことを言ってしまった・・・」

とならないよう、今から少しずつ“敬語力”を身につけるのもいいかもですね。

正しい敬語や丁寧な言葉を鍛える方法はそう多くないですが、基本的には本から身につけるのがいいかなと思います。

本を読んで敬語力を身につける

敬語力を学べる本は何冊も出ていますね。


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スマホやタブレットでも読めるので、通勤時間帯などの隙間時間に敬語力を身につけられますね。

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そんな時は、オーディオブックもおすすめです。

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そんな時でも学べるのがオーディオブックのいいところですね。


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  • 本を読む方法
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あなたは、どちらの方法で敬語力を身につけますか?

紛らわしいの敬語表現

「ややこしい」に似た言葉として「紛らわしい」がありますね。

「紛らわしくてすみません」

という言い方も使うことがあると思います。

紛らわしいにはいくつかの意味がありますが、通常は

似ていて区別がつきにくい

という意味で使われますね。

敬語表現としては、軽い伝え方でいいなら

「紛らわしくて申し訳ありません」
「わかりにくくて申し訳ありません」

で問題ないと思います。

もう少しきちんとした形で伝えたい場合は、

「誤解を招く形になってしまい大変申し訳ございません」

と伝えるのがいいかなと思います。

さらに謝罪の気持ちを加えるなら

「ご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした」

と伝えてみることで、こちら側の真摯な気持ちが伝わるのではないでしょうか。

ご説明が足りず申し訳ありませんと謝るのもあり

ややこしくしてしまった原因として、こちら側の説明が不充分だったことも考えられます。

そこで、文章の中で「ご説明が足りず大変申し訳ありません」と一言添えるのもいいですね。

説明が足りず、迷惑をかけてしまった気持ちが伝わると思います。

状況によって使ってみてください。

まとめ

「ややこしくてすみません」を丁寧な言い方にした場合、「ややこしくて申し訳ありません」でもダメではないのかなと思います。

ただ、この使い方をする場合は、ある程度は見知った間柄の場合にした方がいいですね。

ちゃんとした硬い言い方をするなら、

「複雑で大変申し訳ございません」
「煩雑になってしまい誠に申し訳ありません」

などの伝え方にした方が良さそうです。

日本語はこまごまとした表現があるので使い分けが難しいですね。

それでも、一語一語に丁寧な言い回しを使うことができれば、相手方の印象も変わってくるかもしれません。

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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