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食品・飲料

牛乳の飲み過ぎは太るって本当? 子供にたくさん飲ませても大丈夫?

2021年6月23日

牛乳の飲み過ぎは太る?

牛乳はカルシウム豊富な飲み物で、毎日飲んでるという人も多いと思います。

おいしくて、ついたくさん飲んでしまうこともありますよね。

そこで気になってくるのが、牛乳を飲み過ぎると太るのではないか?という点。

結論をいうと、飲み過ぎると太る可能性があります。

この記事では、

  • 牛乳を飲み過ぎると太る理由
  • 子供にたくさん飲ませても大丈夫なのか? どのくらいの量が適量か?
  • 飲み過ぎると腹痛や下痢になるのか?

などについてまとめました。

よかったら、参考にしてみてください。

牛乳を飲み過ぎると太る?

ミルクと牛

牛乳をあまりにたくさん飲み過ぎた場合は太る可能性があります。

まず、なぜ太るのかというと、体重が増えてしまう原因は、

摂取エネルギー>消費エネルギー

の状態になってしまうことですよね。

仮にカロリーの高い食べ物を食べたとしても、その分食べる量を減らしたり、運動をして消費カロリーが増えれば、太らなくて済むということになります。

牛乳のカロリーは、200mlでだいたい138kcalくらいです。

ですので、1日牛乳コップ1杯くらいであればただちに太るということはないです。

ただ、もしも1パック(1リットル)まるまる飲んでしまうと、690kcalになります。

これは結構なカロリーですよね。

さすがにここまで飲み過ぎてしまうと、太る可能性は高くなっちゃいますね・・・

1日コップ1杯くらいであれば何の問題もないですが、あまりにたくさんの量を飲むのは止めた方が良さそうです。

カロリーが気になる場合は、低脂肪乳を飲むのもおすすめですね。

子供に牛乳をたくさん飲ませても大丈夫? 貧血に注意!

瓶に入った牛乳

牛乳は栄養豊富なので、お子さんに毎日飲ませているという家庭は多いと思います。

僕自身も牛乳をたくさん飲んで育ちました。

一方で気をつけたいのが、子供が牛乳を飲み過ぎると、牛乳貧血と呼ばれる症状が出る可能性があります。

栄養豊富な牛乳ですが、実は鉄分はほとんど含まれていません

1リットルあたり約0.6mgしかないので、他の食べ物でしっかり鉄分を補給する必要があるんですね。

子供が1日に必要とする鉄分は、年齢や性別によってバラツキがあるんですが、たとえば8~9歳の小学生だと、5.5~6mg必要とされています。

そう考えると、牛乳に含まれる鉄分はかなり少ないですね。

牛乳を飲み過ぎるとそれだけでお腹がいっぱいになってしまい、普段の食事が満足に食べられなくなってしまう・・・という恐れが出てきます。

ご飯が食べられなくなることで結果として鉄分が不足し、貧血になってしまうということですね。

ですので、牛乳を飲み過ぎてお腹がいっぱいにならないよう、量には気をつける必要があります。

牛乳は鉄分の他ビタミンCも少ないので、バランスの良い食事が大切になりますね。

どのくらいの量を飲むのが適切か 育ち盛りの中学生は?

テーブルに置かれたミルクや牛乳パック

牛乳をあまりに飲み過ぎると太ってしまう可能性や、お腹がゴロゴロしてしまうことを考えると、1日コップ1杯(200ml)くらい、多くても2杯くらいがいいですね。

中学生くらいの育ち盛りの子供であれば、状況に応じてもう少し増やしてもいいと思います。

とはいえ1日1リットルだとかなり多いので、そこまで飲むのは控えた方がいいかも。

でも、野球やサッカーなどのスポーツをやっている、1日1リットル飲んでも三食の食事をしっかり食べている、ということであれば大丈夫かもですね。

目安としては、1日コップ2杯(400ml)くらいまでがいいと思います。

ひとまず、牛乳を飲み過ぎて普段の食事がおろそかになってしまうことは避けた方がいいです。

実のところ、カルシウムは吸収率の悪い栄養素なんですよね。
吸収がいいといわれている牛乳でも40%くらいしか吸収できません。

効率だけを考えれば牛乳をたくさん飲むのがいいのですが、太りやすいなどのデメリットもあるので、魚や野菜などからもしっかり摂取できるよう、バランスの良い食事を心がけることが大切なんですね。

牛乳を飲み過ぎると腹痛や下痢になる?

コップに入った牛乳

牛乳を飲み過ぎると、もしくは人によっては少量でも、お腹がゴロゴロしたり腹痛を起こしたり、下痢になることがあります。

これは乳糖不耐症と呼ばれる症状です。

牛乳には乳糖と呼ばれる糖が含まれているんですが、人は小腸で乳糖を分解しエネルギーへと変えています。

ところが、乳糖を分解する力が弱い人は、乳糖が小腸で分解されず大腸に届いてしまうことがあるんですね。

すると、大腸で乳糖を分解しようとしますが、大腸の腸内細菌により、たくさんのガスが発生したり、お腹が緩くなったりすることがあります。

腹痛や下痢になるケースがあるのは、こんな理由からなんですね。

乳糖不耐症の症状を避けるには、次のような方法があります。

  • たくさん飲むのは避けて少量ずつ飲む
  • 牛乳を温めてゆっくり飲む
  • 単独で飲まない
  • ヨーグルトやチーズを食べる

少しずつ飲んだり、温めることで、腸への負担を減らすことができます。

また、他の食べ物と一緒に飲んだり、料理に使うことでも負担を減らせます。

牛乳は飲まずに、ヨーグルトやチーズで代用することも可能です。
ヨーグルトやチーズは、製造の過程で乳糖がほとんど残っていないので、安心して食べられます。

お腹のゴロゴロ、つらいですよね(><)
よかったら、試してみてください。

牛乳を飲み過ぎて吐き気を感じた場合

牛乳を飲んだ際、吐き気を感じることがあるかもしれません。

これは、牛乳が大好きでついたくさん飲みすぎてしまった・・・というケースもありますが、前述の乳糖不耐症が原因の可能性もあります。

乳糖不耐症は、腹痛下痢以外にも、吐き気嘔吐の症状が出ることもあるんですね。

吐き気を感じた場合は、まずは飲み過ぎていないか気をつけてみましょう。

症状が治まらない場合は、前述のように、少しずつ飲む、温めてゆっくり飲む、他の食べ物と一緒に飲む、ヨーグルトやチーズにする、などの方法を試してみてください。

牛乳の飲み過ぎは女性にとってどんな影響がある?

瓶に入った牛乳

女性にとって、牛乳をたくさん飲むと何か影響があるのか? 気になるかもしれませんね。

これまでお伝えしたように、あまりに牛乳を飲み過ぎてしまうと太ってしまう可能性があります。

体型を維持したい、ダイエットをしているという場合は、ちょっと注意が必要かもしれません。

あくまで飲み過ぎた場合です。コップ一杯くらいであれば何の問題もないですよ。

牛乳を飲むと、

  • 満腹感が得られ、食べ過ぎ防止につながる
  • 代謝が良くなり、燃焼効率が良くなる
  • 脂質や糖質を上手に消費してくれる

などのメリットもあるので、適量を積極的に飲んでいきたいですね。

また、ネットの情報を見ると、女性ホルモンに作用するという噂もあるようです。

結論をいうと、牛乳を飲んでも女性ホルモン作用はほとんどありません

牛乳に含まれるエストロゲンはごくわずかで、影響を及ぼすレベルではないんですね。

牛乳を飲み過ぎるとアレルギーになる?

牛乳をたくさん飲んでしまうと、アレルギーになると考える人もいるようです。

牛乳アレルギーは、腹痛や下痢、その他の症状を引き起こしますが、牛乳の飲み過ぎでアレルギーになるということはないようです。

アレルギーではなく、前述の乳糖不耐症の可能性は考えられますね。

ただ、心配な場合は、医療機関を受診するようにしましょう。

牛乳の栄養素

牛乳には、たんぱく質、カルシウム、ビタミンB2、ビタミンB12など、いろいろな栄養素がたくさん含まれています。

牛乳コップ一杯(200ml)を飲んだ場合の1日の栄養充足率を見てみましょう。

  • カルシウム・・・1日の約1/3
  • ビタミンB2・・・1日の約1/4
  • ビタミンB12・・・1日の約1/4
  • パントテン酸・・・1日の約1/4
  • リン・・・1日の約1/4
  • 亜鉛・・・1日の約1/10
  • ビタミンA・・・1日の約1/10
  • ビタミンD・・・1日の約1/10

コップ一杯飲むだけで、1日に必要な栄養素のうちこれだけの量を摂取することができます。

牛乳=カルシウムのイメージがありますが、コップ一杯で1日に必要なカルシウムの1/3を摂れるのはやはりすごいですね。

これ以外にも、たんぱく質も豊富なので、栄養がいっぱい詰まっている飲み物です。

一方で、脂質もそれなりに含まれているので、脂質が気になるという場合は注意が必要になります。

【まとめ】牛乳を飲み過ぎると発生するデメリット

大量の牛乳を飲んだ場合のデメリット

  • 太る可能性がある
  • 貧血を起こす可能性がある
  • 腹痛や下痢を起こす可能性がある

とはいえ、これはあくまで飲み過ぎてしまった場合です。

体質にもよりますが、1日コップ1~2杯(200~400ml)であれば、問題はないと考えられます。

牛乳に限らず、何事も適度にするのが一番ですよね。

これは大人も子供も若者も高齢者も、みんな同じ。

バランスの取れた食事を心がけていきましょう。

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