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孫をダメにする祖父母が子供の未来に悪影響を及ぼす?【特徴・行動パターン・解決策】

孫をダメにする祖父母の特徴・行動パターン 解決策まとめ

孫をダメにする祖父母に、頭を悩ませてしまうことってありますよね。

本当にありがたい存在なのだけど、考え方や意見の相違からイライラやストレスを感じてしまうことは多いかも・・・

そこで、今回の記事では、ご両親の方向けに

孫をダメにする祖父母の特徴・行動パターン
孫に与える悪影響
孫をダメにする祖父母から子供を守る方法
同居している場合に心がけたいこと

について情報をまとめました。

また、祖父母の方向けに、

孫育てする場合の注意点

についても紹介しています。

少し長いですが、よかったら参考にしてみてください。

孫をダメにする祖父母の特徴・行動パターン

孫の女の子とおばあちゃん

孫をダメにする祖父母の特徴や行動パターンとしては、次のようなことがあります。

過保護・過干渉

過保護だったり過干渉な祖父母は、孫の自己主張や自立心を妨げてしまう可能性があります。

過保護や過干渉の状態だと、孫は自分で何もやらなくても、何でも手伝ってくれると思ってしまうかもしれません。こうなってしまうと困りますよね。

自立心が育たないので、自分で決断を下すことが苦手になってしまう可能性があります。

また、何か些細なトラブルがあっても、祖父、祖母が自分達で解決しようとする場合があるので注意です。

一見ありがたいように感じても、これも孫の自立心を奪う行為なので気をつけたいですね。

甘やかす・溺愛

祖父母が孫を甘やかしたり、溺愛することは、孫の社会性や自立心の育成がうまくいかない可能性があります。

自分の意見に従わせるために、孫にお菓子やおもちゃを与えてしまう祖父母もいたりしますよね。

でもこれでは、社会性や自立心が育たず、他者との協調性を欠いたり、ルールやマナーを守れない人間になってしまいます。

さらに、溺愛されて育った子供は、自己中心的な行動が目立つようになるともいわれています。

また、一緒にいる時間があまりに多いと、孫の要望に応じるがままになってしまい、小さい頃から身につけるべきルールやマナーを教えることができなくなってしまうこともありますね。

甘やかしや溺愛がないよう、適度な距離感を保ちながら、孫が自立心や社会性を身につける手助けをしていくことが大切です。

孫が生きがいになりすぎている

祖父母が孫に生きがいを求めるのはよくあることですが、その度合いが大きすぎると孫にとって負担になってしまいます。ストレスやプレッシャーになることもあるので、祖父母は孫に対して適切な距離感を持つことが大切になりますね。

強すぎる生きがいが過度な期待になると、孫に精神的な負担をかけることになってしまいます。

子供のストレスの原因の1つに『家庭の期待や要求が高すぎる』ことがあるのですが、親だけでなく祖父母からもとなってしまっては、子供にとってはつらいですよね。

また、祖父母が孫に生きがいを求めすぎると、孫の自己肯定感に影響が出るケースがあるので注意したいところです。

たとえば、孫の将来について、祖父母が「将来は医者になって欲しい」と勝手に期待を寄せるようなことはよくありますよね。

そこまで遠い未来ではなくても、学校の成績や習い事に対して「こうあって欲しい」「こうすべきだ」という意見が出ることは珍しくないです。

その言葉に孫がプレッシャーや負担を感じることはあるので、気をつけていきたいですね。

無関心

このケースは少ないかもですが、祖父母が孫に無関心だと、孫はつらい気持ちを感じることがあります。

祖父母が無関心だと、孫は自分が愛されていないと感じ、孤独感や不安感を抱くことがあるんですね。また、祖父母との関係がほとんどない場合は、孫が祖父母との関係を求めるあまり、親との衝突が起こる可能性があります。

祖父母が孫に無関心な理由としては、身体的な問題、物理的な距離が遠い、性格的な問題などが要因として考えられます。もしも無関心な場合は、一度その原因を探った方がいいかもですね。

祖父母と孫の関係が希薄な状態が続くと、孫の心の成長や家族の絆に悪影響が出てしまうことが怖いです。

可能な範囲で孫との積極的な関わりを持ち、関係を深めることができるといいですね。

孫に与える悪影響

手を取り合う孫と祖母

孫に与える悪影響としては、次のようなことがあります。

社会性が育たない

祖父母が過保護や甘やかしを行うことで、孫は自己主張ができなくなり、他者との協調性を欠くことがあります。

また、ルールやマナーを守ることができず、社会性が育ちません。

そのため、祖父母とのコミュニケーションを増やしたり、孫が自己主張をしやすい環境を作ることが大切になります。

その他に、習い事やスポーツなどの活動を通じて社会性を身につけることも有効ですね。

責任感が持てない

祖父母が過保護だと、孫は責任感を持つことができません。

祖父母が孫のことを何でもかんでもやってしまうと、孫は自分で考えて行動することができず、自分の行動に責任を持てなくなります。

解決策としては、孫に自分で決める機会を与えてあげることや、孫が自分で決めたことに責任を持つよう促すことが大切になりますね。

依存心が芽生える

祖父母が孫を甘やかすと、孫に依存心が芽生えてしまい、自分で行動することができなくなることがあります。

また、孫が一人で過ごすことができなくなり、いつも祖父母と一緒にいることを求めるようになるケースも考えられます。

解決策としては、やはり自分のことは自分で決められるよう促してあげることですね。

そうすることで、自己肯定感を高めることもできます。
また、孫が自分で決めたことに対して、祖父母が肯定的な評価をしてあげるのもいいですね。

ストレス

祖父母が孫に無関心だったり、過保護だったりすると、孫にはストレスがかかることがあります。

たとえば、祖父母の期待に応えようと必死になり、自分を過剰に追い込んでしまったり、祖父母に叱られることを避けるために嘘をついてしまったりすることがあるんですね。

ストレスを感じていそうな時は、じっくり話を聞いてあげてみてください。一緒に解決策を考えてみるのもいいですね。

適度な運動や趣味を持つことでストレスを解消することもできます。

【親視点】孫をダメにする祖父母から子供を守るには?

おばあちゃんと孫2人

親の視点から、孫をダメにする祖父母から子供を守る方法についてまとめました。よかったら参考にしてみてください。

コミュニケーションを大切にする

コミュニケーションを密に取って、我が子に対する価値観や考え方などを話し合うことは大切です。

我が子の健全な成長を望む気持ちを伝え、両親、義母、義父と一緒に子供を育てることを提案することで、理解を得られるかもしれませんね。

両親、義母、義父とのコミュニケーションに苦手意識がある場合は、家族全員で会話をする機会を作ってみてください。

家族全員で協力し、適切な対応をすることで、子供にとって良い環境を作り出すことができます。

祖父母の価値観を理解する

両親、義母、義父は今とは違った時代を生きてきたので、考え方や文化が違うことがあります。そのため孫に対する価値観や考え方にも違いが生じるケースがあるんですね。

ですので、まずは相手の価値観を理解し、尊重することが大切です。

また、孫が祖父母との関係を築く上でも、価値観を理解することでより深い絆を築くことができます。

他の家族との交流を増やす

他の家族との交流を増やして、手助けしてもらうのもいいかもしれませんね。

他の家族の子育てだったり考え方だったりを知ることができれば、良い方向に影響が出るかもしれません。

我が子の価値観や考え方の多様化につながることも期待できます。

感謝する・楽しい時間を共有する

ついつい文句ばかりが口に出てしまいますが、感謝の言葉を伝えることも大切ですね。
どうしても忘れがちになってしまうので、気をつけたいところです。

また、何かイベントなど遊びに出かける時は、可能な範囲で誘ってあげるのもいいと思います。

「大切にされてる」と実感することができるので、良好な関係を築きやすくなります。

【祖父母視点】孫育てする場合の注意点は?【孫依存】

公園で手を繋ぐ家族の後ろ姿

この項目では、祖父母の視点から、孫育てに関わる時の注意点についてまとめました。

自分の考えを押しつけすぎない

子育ての先輩として、いろいろ言いたいことはあると思いますが、意見を押しつけてしまうのは良くないです。

孫を育てているのは自分ではないということを忘れずに、あくまでアドバイス程度にしておきましょう。

もしも親が困っているようであれば、その時は力を貸してあげてください。

孫の個性を尊重する

孫にはそれぞれ個性があり、好き嫌いや性格も異なりますよね。

活発的な子供もいればおとなしい子供もいて、それぞれのペースがあります。

祖父母は孫の個性を尊重し、無理やり自分の思い通りにさせようとしないよう、心がけることが大切です。

プレッシャーやストレスになることは極力控える

良かれと思って取った行動も、度を超えると相手にはプレッシャーやストレスになったりします。

頻繁に会いに行く、相談せずに孫にお菓子やおもちゃを買い与える、親の子育てを否定するなど、数え上げたら切りがないですが、できる限り気をつけていきたいですね。

孫と適度な距離を保つ

「孫がかわいくて仕方がない」という祖父母は多いですが、だからといって常にべったりしてしまうのはNG。
お互いがお互いに甘えてしまう共依存になってしまう危険性があります。

また、自己中心的な人間になったり、一人では何もできない人間になってしまう可能性があるので気をつけたいですね。

あくまで一人の人間として尊重し、適切な距離感を持つようにしてください。
孫依存にならないよう注意してくださいね。

気を使うので疲れてしまう場合

なんだかんだで孫育ては気を使うもの。
体力的、精神的な問題から、疲れてしまうこともあると思います。

そんな時は無理をせず、率直に現状を伝えてみましょう。

休憩時間を増やす、家族で役割を分担する、孫が一人でも遊べる状況を用意するなど、何らかの解決策は出てくるはず。

何事においてもコミュニケーションが大事ですね。

祖父母と同居している場合に心がけたいこと

同居する家族の様子

祖父母と同居しているケースも多いと思います。
同居しているからこそトラブルも多くなりがちですが、円満な家族関係を維持するにはどういったことに心がければいいかまとめてみました。

コミュニケーションを大事にする

繰り返しになってしまいますが、家族全員がお互いの立場や気持ちを理解しあうために、コミュニケーションは大切です。

お互いの意見や感情を共有できるよう、定期的に話し合いをする時間を作っておくといいですね。

一人になれる場所や時間を確保する

同居していると、どうしても自分の時間が失われがち。
できるだけ個人のスペースを作って、一人になれる場所や時間を確保しておくことをおすすめします。

家族全員がこのことを尊重し、お互いに気配りできるといいですね。

家事や育児を分担する

同居している家族全員で家事や育児を分担し、お互いに協力することで、家族関係が良くなることが期待できます。

家事や育児の負担が軽くなり、ストレスを軽減することもできますね。祖父母に孫と関わる時間を作ることで、孫との良好な関係を構築できるかもしれません。

専門家に相談する

家族間での解決が難しいトラブルが発生した場合は、専門家に相談するのも一つの方法です。

家族カウンセリング、家族療法、メンタルヘルスケア、社会福祉士などの支援があります。

民間やNPO法人が窓口になっている場合や、地方自治体がサービスを行っていることもあるので、チェックしてみましょう。

たとえば、全国にある精神保健福祉センターにはメンタルヘルスケアの相談窓口がありますし、地方自治体の社会福祉課には社会福祉士の相談窓口があります。

これらを活用してみるのもいいかもしれませんね。

まとめ~祖父母と良好な関係を築くために

育児について、実母、義母の意見やアドバイスは可能な範囲で尊重してみましょう(あくまで可能な範囲でOK)。

祖父母が孫を甘やかしすぎたり、決めたルールを無視する場合は、親としての意見をきちんと伝えることが必要になります。

一方で、祖父母との関係をより良いものにするために、定期的にコミュニケーションを取ったり、思いやりのある態度を心がけることも大切です。

正直なところバランスが難しいですが、お互いがお互いを尊重し、柔軟に対応することも必要になってきます。

孫が大切という気持ちは同じだと思うので、適切な距離感を持って、良好な関係を構築していきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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