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カロリーメイトは健康に悪いのか徹底解説 カロリーや脂質、添加物についてもコメント

カロリーメイトは健康に悪い?

カロリーメイトは健康に悪いという話を耳にします。

「いつも食べてるよ!」というあなたにとっては気になる問題ですよね。

でも、カロリーメイトが健康に悪いという事実はありません

ただし、極端な食べ方には気をつける必要があります。

この記事では、カロリーメイトの栄養を紹介しつつ、問題となる食べ方、ダイエットに向いているのか、気になる添加物などについてまとめました。

カロリーメイトが健康に悪いというのは間違い

健康イメージ(HEALTHの文字ブロック)

カロリーメイトが健康に悪いというのは間違いです。

カロリーメイトは、タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルが含まれた栄養補助食品で、体に必要な栄養素を補ってくれる食べ物なんですね。

不足しがちな栄養素を手軽に摂取できるので、毎日の食生活に上手に取り入れると吉!

問題なのは、1日三食、または二食、カロリーメイトだけといった極端な食べ方です。

カロリーメイトはあくまで栄養補助食品なので、主食にするのは難しいですね。

ちょっと忙しくて食事をする暇がない時、小腹が空いた時、エネルギーを補給したい時など、サポート役として重宝します。

特定の食べ物だけをずっと食べ続けるのは、カロリーメイトに限らず体に悪いので要注意

バランスの良い食事を心がけて、その中で足りない部分はカロリーメイトで補うのがおすすめですね。

カロリーメイトの栄養素 カロリー・脂質・糖質など

5大栄養素のイメージイラスト

カロリーメイトには、プレーン味の他に、チーズ味、フルーツ味、チョコレート味、メープル味がありますが、栄養素はどれも同じです。

どの味を選んでも栄養素が同じというのはわかりやすくていいですね。

ということで、ブロックタイプの情報を参考に、カロリーメイト(1本)のカロリー、脂質、糖質をまとめてみると、

カロリー:100kcal
たんぱく質:2.1g
脂質:5.55g
糖質:10.175g

となってます。

上の数字は1本あたりなので少ないように感じますが、もしも1箱(4本)食べてしまうと、

カロリー:400kcal
たんぱく質:8.4g
脂質:22.2g
糖質:40.7g

となります。

カロリーは少ないものの、脂質や糖質はそれなりにありますね。

その他、ミネラルは

ナトリウム
カルシウム
マグネシウム
リン

があって、1日に必要な量の約10%~30%を摂れます。

また、ビタミン類もたくさん含まれていて

ビタミンA
ビタミンB1
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンB12
ナイアシン
パントテン酸
葉酸
ビタミンC
ビタミンD
ビタミンE

があります。

こちらは、1箱(4本)で1日に必要な量の約50%を摂ることができます。

足りない栄養を簡単に補えるので、ありがたいですね。

カロリーメイトは太る?やせる?

ヘルシーのイメージ(フルーツと野菜)

カロリーメイトを食べると太る、体重を増やすんじゃ?という意見があるみたいです。

カロリーメイトは1本で100kcalですが、脂質、糖質はそこそこの量。

だから、当然食べ過ぎてしまえば太ってしまいますよね。

たとえば、座り仕事中心の成人女性が1日に必要な摂取カロリーは、1,700kcal~2,000kcalくらいといわれています。

一食あたりのカロリーは、

1日1,700kcalなら約566kcal
1日2,000kcalなら約666kcal

ですね。
一食あたり、このカロリー内に収めたいところです。

もしもカロリーメイト1箱【400kcal】を食べてしまうと、だいぶカロリーを摂ってしまいます。

間食や飲み物のカロリーは計算に入れてないので、その辺りも調整の必要がありますね。

1、2本をパクッと食べる分には大きな問題はないんですが、体重が気になる場合は、カロリーメイトの食べ過ぎには要注意です。

カロリーメイト=ダイエット食品は大きな勘違い

ダイエットのイメージ(体重計)

栄養がたくさんつまってるカロリーメイトですが、残念ながらダイエット食品ではないです。

なんとなく「ダイエットにいいんじゃ!?」と勘違いしちゃいますよね。

でも、脂質や糖質は多いし、一方でたんぱく質がかなり少ないです。
食物繊維も1箱(4本)に2gしかないので多くはない・・・

カロリーメイトだけで食事を済ますのは、かなり偏ってるんですね。

ダイエットにカロリーメイトを取り入れるなら、たんぱく質と食物繊維を別の食べ物で補わなきゃいけないです。

満腹感もそんなにないので、その点も不向きですよね。

いずれにしても、脂質、糖質が多いという点で、ダイエット食品にはならないかなと思います。

カロリーメイトが危険という誤解

カロリーメイトが危険と考える人も中にはいるみたいです。

まずいえるのは、カロリーメイトそのものが危険ということではないです。

今回の記事でもまとめてるように、カロリーメイトはさまざまな栄養素を手軽に補給できる優れた食べ物なのは間違いないですよね。

だからといって、カロリーメイトだけを二食、三食食べるといった偏った食べ方は、栄養バランスが崩れます。

なので、これは絶対に止めた方がいいです。

カロリーメイトの添加物 トランス脂肪酸は?

気になるのがカロリーメイトの添加物ですね。

カロリーメイト プレーン味の原材料を見てみると・・・

小麦粉(国内製造)、マーガリン(乳成分を含む)、砂糖、ナチュラルチーズ、卵、アーモンドパウダー、でん粉、脱脂粉乳、大豆タンパク、小麦タンパク、食塩/カゼインナトリウム、加工でん粉、香料、カロチノイド色素

ブロックタイプ | カロリーメイト公式サイト

となってますね。

一般的に不安を感じる人が多い人口甘味料ですが、これはカロリーメイトでは使われていません。

添加物となると、香料カロチノイド色素くらいでしょうか。

香料は多くの加工食品に含まれているので、気にしていては何も食べられなくなってしまいますね。

カロチノイド色素は動植物から作られた着色料ですが、具体的に何かは書かれてないです。

うーん・・・
ちょっと気になるところですが、添加物がどうしても気になる場合は避けた方がいいのかもですね。

個人的には、そこまで危険な添加物は使われていないのかなと感じました。

また、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸が気になる人は多いのかも。

ということで調べてみたところ、大塚製薬公式ホームページに、次のような回答がありました。

食品表示法の改定に伴い原材料にマーガリンと記載いたしました。カロリーメイトブロックの原材料で使用しているマーガリンは、トランス脂肪酸量を低く抑えたものを使用しており、製品にもほとんど含まれておりません。

カロリーメイト よくあるご質問  | 大塚製薬

なので、トランス脂肪酸が気になる人も、安心して食べられるのかなと思います。

体調不良時の栄養補給に

カロリーメイトは、体調が良くない時の栄養補給にも役立ちます。

食欲がなくて食べる気力がない時ってありますよね。

でも、何も食べないと体が弱っていく一方なので、何か栄養を摂っておきたい。

そんな時に、カロリーメイトがピッタリかも!

無理にでも1本だけでも食べておけば、それなりの栄養を摂ることができるので安心です。

まとめ

カロリーメイトが健康に悪いという事実はありません。

ただし、カロリーメイトばかりを食べるような偏った食生活は、体調や健康に悪い影響が出る可能性があるので、バランスが大事になります。

主食にすることはできないので要注意です。

カロリーメイトは、忙しい時でも手軽に栄養を補給できるのがメリットで、いざという時に手元にあると助かりますよね。

僕も学生時代によく食べていました。

全体の栄養バランスに気をつけて、上手に食べていきたいですね。

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